ホームページ制作会社に「後は、よろしく」と言ってはいけない理由


ホームページ制作会社の謎中小企業の社長さんに多いのは、

「ホームページなんて、どういうのがいいのかよく分からないし、制作会社にお任せしておけばいいんじゃないの?」

確かに、ホームページ制作会社は、プロフェッショナルです。ホームページを何百と作ってきてるのですから、そりゃー、美しいホームページを作り上げます。

トップページの画像もカッコいいものになっているし、デザインもいいかんじ。以前のホームページと比べると、雲泥の差。

「これなら、アクセスアップして、ガンガン問い合わせもくるぞ!」

社長の顔が思わず笑顔になります・・・

 

数か月後、社長の顔がなんか暗い。

確かに、アクセスはアップしてる。でも、問い合わせが・・・少ないのです・・・。

「何が起きてるんだろう・・・」

今さらなのですが、ホームページ制作会社が作ったホームページを見直します。

ページ数もそこそこ多いので、大変だったのですが、丁寧に読み直してみました。

「これって・・・・・、伝わってくるものがない・・・・」

出だしの文章はいいのですが、読んでいくと何が書いてあるのかピンと来ないのです。当たり障りのない当たり前のことしか書いていない。

営業でお客さんに言っているようなガツンとした一言がない・・・。

これが、「おまかせ」でホームページを作ったことによる失敗です。

なぜこんなことが起きるのか?

私自身がITコンサルタントなので、痛いほどよく分かるのですが、「御社の業界なのだから、販売に関しては、御社の方がプロフェッショナルなのですよ!」ってことです。

例えば、あなたがピザ屋さんだとします。

ホームページ制作会社が作ると、確かに美味しそうなピザの写真を掲載して、「石窯で焼いた熱々のピザは最高!」、「この美味しさはお店でなければ伝えられなくて残念です!」なんてコピーが並びます。

ええ、間違っていません。その通り。

でもね・・・

ホームページ制作会社は、ピザのプロではありません。ピザの焼き方など知らないし、粉に秘密があることなど知りません。

「こだわりのチーズをトッピング」と書いていても、何がこだわりなのか書かれていません。

だって、チーズのことなんてホームページ制作会社はさっぱり分からないのですから。

中にはホームページ制作会社と言っても、営業マンだけで、デザインから、文章作成、サーバの設定もすべて外部でやっているなんてところも少なくありません。

そんなところに依頼すると・・・

あなたが言ったこと → 営業マン → プロジェクト管理者 → 外注受付担当者 → ライター

という伝言ゲームが行われています。

実際に文章を書いているライターには、あなたが言ったことばが届いているかどうかなんて怪しいものです。

たまたま、ピザ好きなライターに当たればラッキーですが、そうでなければ、ありきたりの内容になってしまいます。

そもそも、営業マンも質問シートやマニュアルに沿って質問しているだけで、あなたの会社を知ろうとはしていません。

質問シートの空欄を埋めることだけが目的です。

下手すると、目の前にいる営業マンでさえ派遣だったり、代理店のような立場だったりします。

そうなると、どんどん伝言ゲームが広がって、

「パリッとクリスピーな生地に、本場イタリアのチーズをトッピングしてます」

ってのが

「カリカリに焼けた熱々のピザに、チーズがたっぷり!イタリアで食べてるみたい!」

のような文章になってしまいます(笑)。

まあ、これぐらい分かりやすければ、「違うじゃないか!」って言えますが、実際は忙しかったり、言っていることがよく分からなくて曖昧なまま納品が終わるってことに。

その結果は、言うまでもありません。

そして、どのように更新していいのか分からないまま、ほったらかしのホームページが量産されていくのです・・・。

そうならないためには、文章や画像イメージなどは、御社が販売のプロだという意識で、しっかりチェックしましょう。


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