ホームページ制作会社に「スマホ対応にすれば集客アップしますよ!」って言われたのですが・・・
「iPhone6も発売されて、ますますスマホでアクセスするユーザって増えていきますよね。
だからこそ、御社もいまのうちからスマホ対応にしておけば集客アップしますよ!」
確かにパソコンの販売台数が減り、スマホの台数が増えています。
参考
http://blog.zxcvbnm.jp/?eid=886680
2013/11/14 六時五分:PCの販売台数の復活ってある?w
そうなると、スマホの対策をしておく方がいいようです。
「そこで、当社のご提案としては、今あるパソコン用のページをスマホでも表示できるようにレシポンシブデザインに置き換えることです。
これなら、新たにコンテンツ追加することもないので、御社の手間はいりません。こちらですべてできますし、今後、コンテンツを変更してもレシポンシブなら、両方のコンテンツが修正されるので便利ですよ」
ふむふむ。なるほど、よさそうですよね。
ちなみに、レシポンシブデザインというのは、一つのコンテンツで、スマホ、タブレット、パソコンと画面サイズが違っていても、自動的にレイアウトを切り替えて見やすくしてくれるという流行のデザインです。
ちなみに、このサイトもレシポンシブにはなっていて
パソコンの画面では
スマホで見ると・・・
とまあ、画像とかが縮小されたり、サイドバーの表示が変化するようになっています。
ここまで読むと、んじゃ、さっそくレシポンシブデザインとかいうのにした方がいいんじゃないかって、慌てて電話をかけようとするそこのあなた!
ちょっと待った!
スマホとパソコンでは、操作性が違うし、そもそも検索している状況が違うってことをよーーく考えておきましょう。
パソコンの場合は、明確に何かを検索しようとして、机に置いてあるパソコンの前に座り、検索するぞ!調べるぞ!って気持ちで調べます。
そう、じっくり読もうとしているのですよね。
ところが、スマホって、電車の中とか、喫茶店で待ち合わせしてるときとか、なんとなく手持無沙汰のときになにげに調べてたり、あるいはテレビをみながら、ふと思いついて検索します。
なーんとなく調べてみようってレベルです。
だから、サクッと読めて、なんとなく分かった氣になるページが嬉しいのです。何ページにも渡って細かく説明されていても、読むことはありません。
このようにパソコンで検索するのと、スマホで検索するのとは大きな違いがあります。
そうなんですよ。ホームページ制作会社が、単純に「レシポンシブデザインにすれば集客アップですよ!」とはいかない事情があるのです(何十万も払ったのに、売上が変わらないってことになります)。
スマホ対応にするのであれば、どういうシチュエーションで誰がどんな検索をしているのか、何を求めているのかをしっかり考えないと、同じコンテンツでいいかどうかは別。
例えば、大阪の駅前で売り上げが伸びている店舗をそっくりそのまま京都府船井郡京丹波町に作ってもうまくはいかないのです(あ、京丹波町って、私の住んでいるところです。ええ、じーちゃん、ばーちゃん率、高いど田舎ですわw)。
スマホとパソコンでは、見る人の気持ちが違う、つまり、同じコンテンツではうまくいかないってことを理解しておきましょう。
ホームページ制作会社に「スマホ対応にすれば集客アップしますよ!」って言われたのですが・・・: ありますよね。そういう提案。 http://t.co/QBQZWwjYyS