SEO対策は、なぜ難しいのか?


SEO対策の謎SEO対策って、大事なのは分かってるけど、実際、何をどうやればいいのか?? 多くのSEO業者やホームページ制作会社が、口を揃えて、次のようなことを言います。

キーワードを決めましょう! お客さんがアクセスしてくるキーワードを決めないと、何をSEOしてるのか分からなくなりますよ!」

「インターネットの検索は、お客さんが欲しいものをキーワードとして入力します。だから、それに答える形でコンテンツを作るといいのです!」

「お客さんにすすめたい、検索してほしいキーワードを明確にしましょう! そうしないと、文章も書けないですよ!

 

はぁ・・・ でも、そのキーワードって???

 

話は、少し変わりますが、ホームページって、広告のように考えている経営者、多くないですか? まあ、確かに広告宣伝費として考えるところはありますが、チラシや看板のような広告とは、決定的に違うことに、あまり気が付いていません。

例えば、チラシとホームページを比較してみましょう。

チラシは、新聞の折り込みやポストに入っています。近所に新しくオープンした中華料店のチラシが入っていたとっしましょう。その時の心境は・・・

 

『ん? あー、あのコンビニの跡地には、中華料理屋ができたんだ。ランチは500円でやってるんだ。一回、行ってみようかな・・・』

 

そんな感じでしょう。

一方のホームページになると、ちょっと違います。

 

「腹減ったねぇ・・・ どっか、食べに行く?」

「そうしよっか。何、食べる?」

「そうだなぁ・・・・。中華とかどう?」

「中華ね・・・。ちょっと待って・・・」

スマホを取り出して、『中華 近く』で検索。

「おっ? ファミレスの向かいにあったコンビニ、中華料理屋になってるよ。

 先週、オープンしたみたいだし、行ってみる?」

「いいねぇ。行ってみよう!」

 

そんな状況だと思います。

このシチュエーションを見て分かるように、チラシなどの広告は、具体的に何かを探しているわけでもないですし、求めているわけでもありません。なんとなく、気になってチラシを見るという状態です。

中華料理屋のチラシを見て、「ちょうど、今、中華料理を食べたいと思っていたところなんだよ!」なんて人は、まずいません(笑)。

だからこそ、チラシは、手に取ってもらって、見てもらわないといけないので、紙の色を変えたり、大きな文字で、誰もが気になる言葉を大きく書きます。『本日、オープン!』、『特売セール!』、『お客様感謝デー!』なんて文字が躍るのです。

それと、手に取ってもらったら、他と見比べるということは、あまり多くありません。新聞の折り込みに、中華料理屋のチラシが5枚入っていた・・・なんてことはありません(笑)。なので、手に取ってもらったものを、一通り目を通してもらうことが多くなります。そう考えると、最初に手にとってもらうことがとても大事になるのです。

一方、ホームページの場合は、中華料理を食べたくて検索してきています。知りたいのは、近いのか遠いのか、大衆料理か高級料理か、メインの料理は何かといったことです。しかも、検索結果に出てくる何軒もの中華料理屋の中から選んでもらう必要があるのです。そのために、万人受けするような言葉を書いても、見てくれません。

検索結果では、多くの中華料理店の名前が並びますが、そこに、『子供からお年寄りまで喜ぶ美味しい中華料理ならライライ飯店』などと書くよりも、『本格四川料理、麻婆豆腐に自信あり!ライライ飯店』と書いた方が、中華料理を欲している人を惹きつけるでしょう。

しかし、そんな書き方をすると、こういうことを言う人もいます。

 

「中華は食べたいけど、麻婆豆腐って限定したら、天津飯を食べたい人は選ばないから、お客を逃してしまうのでは?」

 

確かに、そういうことはあります。四川料理と明記してしまうと、福建や広東の料理を食べたいって思っている人は見向きもしてくれませんよね。あるいは、餃子を食べたいって思っている人も見てくれないでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。もし、そういう外のものを求めている人が、リンクをクリックしてホームページを見たとしたら、四川料理であることはわかります。餃子を食べたいと思っている人も、麻婆豆腐がおすすめなのかって思って、ブラウザの『戻る』を押してしまうでしょう。

結局、ホームページを見てもらったところで、店に来てもらう可能性は、とても少ないのです。

ホームページは、目の前にして接客するのとは違うので、お客さんが少しでも『求めているものと違う』って感じた瞬間に、『戻る』を押してしまいます。

このように、ホームページでは、目的をもって見に来ているお客さんなので、そこで変な説得をしようとしても、そもそもズレていれば、見てくれません。だからこそ、どんなお客さんに、何を探している人にいてほしいのかを明確にしておくことが大切です。

そして、その探し物に対して何を提供できるのか?を示さないと、買ってくれないのです。

このような考え方が、SEO対策のキーワードを考える基本になります。

 

 

 

 


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